初診時の口腔内写真です。

初診時の口腔内写真

ダイアグノデントによる虫歯の検査によって、矢印の部分に虫歯があることがわかりました。

反対側の虫歯は誰が見ても明らかですが、矢印の部分のような虫歯を見逃さないためにもダイアグノデントによる全体検査は必要ですね。

ちなみに反対側の左上6番はDoc’sBestで神経を取らずに治療しました。

左上6番

口腔内カメラでさらに拡大して撮影してみました。

矢印の先にうっすらと黒く見えるところが虫歯です。

若林歯科のDrは、拡大鏡を使用して治療していますので、治療中は、この画像とほぼ同じように見えています。
拡大

少し削ると、虫歯の進行した部分は空洞になっているので、ストンと落ち込むように抵抗がなくなります。

虫歯の全体像がわかるようにもう少し広げる必要がありそうです。

虫歯の部分を完全に取りきった?状態

虫歯の部分を完全に取りきった?状態です。

?マークがついているのは、本当に虫歯菌を完全に取りきれているかは、歯を抜いて顕微鏡で見てみなければわからないからです。

レーザーや薬剤を用いて見えない虫歯菌をできるだけ殺します。

Doc’sBestがもっと自由に使えるといいのですが・・・

最初に虫歯ができた場所が判明

角度を変えて見てみると、最初に虫歯ができた場所がわかりました。

隣の歯と接している部分(隣接面といいます)はもっとも虫歯になりやすく、見つけにくい場所の一つです。

このような虫歯を治療する場合、隣の歯と接する部分を如何に残すかが重要になります。

写真のように、ほとんど残すことができれば、保険治療でも金属を使った治療を回避できます。安易に接している部分を削ると、インレーといって型をとってはめ込む物をつくらないといけなくなるので、治療の回数も増えてしまいます。とにかく、できる限り自然に近い状態・自分の歯を残すことが、良い治療だと考えます。

治療終了時の写真

治療終了時の写真です。

治療回数1回 治療時間15分ほど 保険治療の範囲で治療できました。

 

補足

自費治療(私たちは自由診療と言います)を特別な治療だと思われている方がみえますが、自費治療は決して特別な治療ではありません。歯科治療の方法は沢山あります。

材料だけでも色々なメーカーから多数の良い材料も出ています。沢山ある治療方法の一部が保険採用されている・・・というだけなのです。

医科の場合は命に関わることもあるので、最新の治療方法がどんどん保険採用されていますが、歯科の場合、命に関わることはほとんどありません。

生活の質を向上させるという意味で歯科はとても大切だと思うのですが、そのようなことは保険治療では行えないようです。数十年以上、歯科の新しい治療法や材料は保険採用されていません。

もちろん保険治療の範囲でできることは最善をつくしますが、より良いと私たちが考える治療方法があるときは説明させていただきます。