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お口の中の金属について

お口の中の金属について

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昨今、食の安全性がクローズアップされていますが、その入り口である、お口の中に使用される金属の安全性についても、あらためて目を向けてみてください。

今、皆さんのお口の中には、何本の歯に金属が入っていますか?

一度鏡で見てみてください。

口腔の金属口腔の金属

口の中は、非常に過酷な環境です。

口の中は常に唾液で湿っており、甘いお菓子やすっぱい果物・硬いオカキやおせんべい・さらに冷たいアイスクリームから熱いコーヒーまで、いろいろなものが情け容赦なく入ってくる極限の世界です。

人の世界で例えるなら、普段は高温多湿の熱帯雨林が急に南極並みの気候になったり、酸の雨が降ったり大洪水が来たりするようなものでしょうか。
そのような中に、金属がさらされているのです。

 

次の画像は、患者さんのお口に入っていた金属を外した物です。

患者さんのお口に入っていた金属を外した物

 

一見しただけでも錆びて変色しているのがわかります。

過酷な環境に、何年もさらされているのですから、錆びるのも当たり前かもしれません。

しかし、それが口の中で起こっているのです。腐食した不安定な金属は、イオン化し、そのまま体内に蓄積されるとも言われています。

口の中で、金属が錆びて、金属イオンが体内に蓄積する、そう考えると非常に怖いことだと思いませんか?

いわゆる”銀歯”は欧米では使われていません

驚かれるかもしれませんが、日本で保険治療に採用されているこれらの合金は、欧米をはじめとした先進諸国では、現在は使用されていません。

今の保険用金属の規格が定められたのは、1960年頃のことです。太平洋戦争が終わってまだ15年くらいしか経たない当時の日本は、貧しい国でした。

保険用金属を決めるとき、歯科学会では、「健康面を考えると金合金以外の金属を使用するべきではない」と国に主張したのですが、国の返事は「言ってることは判るが、国にカネがない。なにか金以外のモノで代用せよ」とのこと。そこで開発されたのが、現在も使われている「金銀パラジウム合金」です。それでも当時の研究者は報告書にこう書いていました。

「総医療費や日本の経済力からみて代用合金の使用もやむを得ないが、その際でも、金銀パラジウム合金をもって代用合金の許容限界とししかもできるだけ早い時期に金合金に移行すべきである。」

日本補綴歯科医学会・歯科用金属規格委員会報告

 

それから50年以上経ちました。当時とは比べものにならないくらい豊かな現代の日本ですが、報告書の言う「できるだけ早い時期」は未だ到来せず、今日も代用合金を使い続けています。金はたった12%他は、銀、銅、スズ、パラジウムなど混ぜ物だらけの合金なのです。

JIS規格では、金パラは「金の含有量12%以上、パラジウムの含有量20%以上、銀の含有量40%以上」とあるだけです。残りのおよそ28%(ほとんどは銅なのですが)のうち数%はどのような金属が混じっているのか良く分かりません。

パラジウムは、特に金属アレルギーの危険性が高く、欧米では人への使用を禁じられています。工業用触媒として使用されている金属なのです。

銀歯の身体への害

  では、世界的には禁止されている代用合金や水銀合金(アマルガム)は、いったいどれくらいカラダに良くないのでしょうか?

 最も大きな問題は、金属アレルギーの原因となることです。金合金に比べて成分が溶け出しやすいこれらの合金。お口の中では、その成分がイオンとなり、唾液の中に徐々に溶け出していきます。そして、体内にだんだん蓄積され、ある日突然金属アレルギーを発症させるのです。

しかし、金属アレルギーは、花粉症や食べ物のアレルギーなどと異なり、すぐに症状がでません。

また、症状が出る場所も口の中とは限らず、手のひら、足の裏などに発症することが多く、歯の金属が原因とは診断がつかないこともあります。

歯科合金によるアレルギーの特徴

・使用開始から発症まで時間がかかる。        歯科合金によるアレルギーの特徴     

・誰もが発症するワケではない。

・発症しても、銀歯が原因とは判りにくい。

・いったん発症すると、完治は難しい。

・お口の金属を除去することで、ある程度は改善。

 

症状:接触性皮膚炎・掌蹠膿疱症・扁平苔癬・偽アトピー性皮膚炎・舌痛症 ・ 口唇炎・舌炎

メタルフリー治療

当院は国の方針に従う保険医療機関です。症例に応じて使用する材料は定められており、勝手に変更することはできません。

しかし、保険診療であってもなるべく金属を使用しない治療法を選択し、保険制度にしばられない自由診療でのセラミック修復などをご説明しています。

また、アレルギー発症を抑えるために、代用合金による修復をお外しして安心な白い材料に置き換える「メタルフリー治療」も行っております。

1.白い詰め物で治す

小さな詰め物であれば、1回の処置で金属から白いつめものにかえることができます。

 

メタルフリー(充填)

2.型取りをして詰め物を作製する

メタルフリー(In)型取りをして詰め物を作製する

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