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院内感染対策

若林歯科の滅菌器

若林歯科では2014年6月現在、4台のオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)が稼働しています。

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一医院でオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)が4台も必要なのか?と問われたら・・・・同じものは4台も必要ありません。

この4台には、それぞれ使い方があり、滅菌できるものが違うのです。

以前の記事にも書きましたが、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌機)には種類があります。

ヨーロッパ基準で、クラスN・クラスS・クラスBに分かれています。

当院のものでは、

一番手前にあるDACユニバーサルがクラスS

二番目にあるEXクレーブがクラスN

三番目にあるデントクレーブがクラスN

一番奥のLisaがクラスB

となります。

では、クラスが違うと何が違うのか・・・・それは、滅菌できる物が違ってきます。

滅菌とは「増殖性を持つあらゆる微生物(主に細菌類)を完全に殺滅又は除去する状態を実現するための作用・操作をいう」ことです。

オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)にかけたら何でも滅菌できていると思ったら、それは大間違いです。

適した状態・適したものを、適したオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)にかけないと滅菌できていません。

より、高度な滅菌ができる順に クラスB<クラスS<クラスN となります。

以前新聞で話題になった、歯を削る機器(切削器具)=タービン・コントラ は、クラスS以上でしかも切削器具が滅菌可能であることが謳われたものでなければ、滅菌できません。

つまり、クラスNのオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)では、不十分なのです。

当院では、切削器具専用のクラスS滅菌器であるDACユニバーサルを使用しています。

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また、クラスNの滅菌機は、基本的に滅菌パックと言われる袋の中に入れてしっかりシールされたものは滅菌が不十分になることが知られています。

滅菌パック

袋の中に入ったものや、パイプのような管状のもの、ケースに収められたものはクラスBのオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)で滅菌操作を行います。

では、クラスNでは何を滅菌しているのか・・・。

それは、治療で使う道具には、単純な形をしたものが沢山あります。

クラスNで滅菌して殺菌庫で保管 クラスNで滅菌して殺菌庫で保管

例えば切削器具の先に取り付けるバーと呼ばれる小さな道具や、入れ歯の作製に使う道具、かぶせ物を外すための道具

トレーと言われる歯型を採るための道具は、形が単純で、クラスNで滅菌して殺菌庫で保管しておけば問題ないと考えています。

若林歯科では、開業当初より、消毒・滅菌についてスタッフ全員で学んでいます。

それは、患者さんのためであることはもちろんですが、一緒に働くスタッフの危険を減らすためでもあります。

今後も安心・安全に診療を行えるよう、さらに努力していきたいと思います。

院内感染対策

2014年5月19日 読売新聞朝刊一面に以下の記事が掲載されました。

「歯を削る医療機器を滅菌せず使い回している歯科医療機関が約7割に上る可能性のあることが、国立感染症研究所などの研究班の調査でわかった。
患者がウイルスや細菌に感染する恐れがあり、研究班は患者ごとに清潔な機器と交換するよう呼びかけている。

調査対象は、歯を削るドリルを取り付けた柄の部分。歯には直接触れないが、治療の際には口に入れるため、唾液や血液が付着しやすい。標準的な院内感染対策を示した日本歯科医学会の指針は、使用後は高温で滅菌した機器と交換するよう定めている。

調査は、特定の県の歯科医療機関3152施設に対して実施した。2014年1月までに891施設(28%)から回答を得た。

滅菌した機器に交換しているか聞いたところ、「患者ごとに必ず交換」との回答は34%だった。一方、「交換していない」は17%、「時々交換」は14%、「感染症にかかっている患者の場合は交換」は35%で、計66%で適切に交換しておらず、指針を逸脱していた。
別の県でも同じ調査を07~13年に4回行い、使い回しは平均71%だった。」

まず、当院においては、過去の記事を見ていただいても分かるように、歯周内科学研究会 生田図南先生の指導のもと、2009年より院内感染対策に取り組んできました。

当初からタービン(歯を削るドリル)の滅菌を行い、2011年には、当時最新の高速高圧蒸気滅菌器を導入、その後、さらに上位の機種を導入し、現在では高圧蒸気滅菌器だけで4台を使用しています。
おそらく、一般の歯科医院では1台ないし2台が普通だと思われます。
高圧蒸気滅菌器は、ヨーロッパ基準で三つのクラス(クラスB・クラスS・クラスN)に分類されます。
当院では、三つのクラスすべてを所有していますが、この三つのクラスで確実に歯を削る機械が滅菌できるのは、クラスBとクラスSです。
しかし、多くの歯科医院が所有している滅菌器は、クラスNのみです。

また、上記の記事で最も問題なのは、「特定の県の歯科医療機関3152施設に対して実施した。2014年1月までに891施設(28%)から回答を得た。」という点です。
この回答率の低さだと、おそらく【「患者ごとに必ず交換」との回答は34%】ではなく、もっと低い数字になると思います。

若林歯科では現在、歯科医師・歯科衛生士が触れる部分の感染対策をどのように行うかについても考えています。

以前から、院内感染対策の費用は医院の持ち出しです。
国が負担してくれているわけではなく、患者さんに負担していただいているわけでもありません。
しかし、「自分でも、スタッフでも、安心して通える歯科医院」でありたいと考えたら、院内感染対策の費用は削れません。
今後も、さらに安心して通っていただけるように努力していきます。

最新の高圧蒸気滅菌器 DACユニバーサル導入

2011年6月13日に若林歯科に新しい高圧蒸気滅菌器が入りました。


以下 Sirona HPから

DACユニバーサル

コンビネーションオートクレーブ「DACユニバーサル」を使用することにより、コントラアングルおよびタービンを清潔に保ち、且つ院内におけるメンテナンスにかかる作業時間を短縮することが可能となります。

清潔なハンドピース

滅菌前にインスツルメントの洗浄を行うことは、確実な滅菌を行う上で大変重要です。DACユニバーサルは、コントラアングルおよびタービンの内部回路を隅々まで洗浄します。
外部洗浄の工程では、冷水(パルス洗浄)で2回、温水で1回インスツルメントを洗浄します。これにより、バイオフィルムや汚れを素早くより効率的に取り除きます。

手作業による内部の洗浄は非常に難しいものです。DACユニバーサルはインスルツメントの内部および外部を徹底的に洗浄し、最適な滅菌処理が行えるよう準備します。インスツルメントの内部回路の汚れを取り除き、一貫したメンテナンスを行うことで、コントラアングルおよびタービンの水詰まりを回避すると同時に修理頻度を減少させます。

これはハンドピースのロングライフ化にもつながります。インスツルメント内部の汚れが不具合の原因であるケースが多く見受けられますが、内部回路を常にクリーンに保つことで、修理回数の減少を実現します。

院内の作業時間削減

DACユニバーサルは高効率のオートクレーブです。洗浄―注油―滅菌の全工程を1台で行うため、ハンドピースのメンテナンスおよび滅菌にかかる手間と時間を削減します。節約した時間をPMCTなどの業務や患者さんとの有意義なコミュニケーションに費やすことができます。

滅菌

DACユニバーサルは次の3種類の滅菌処理から選択できます。

134℃、3分間の滅菌処理

134℃、18分間の滅菌処理

121℃、15分間の滅菌処理

DACユニバーサルによる滅菌の大きな特徴に「バックフラッシュ」という工程があります。これは、飽和蒸気をハンドピース内部に強制通気させるシステムです。これにより、外部だけでなく内部も確実に滅菌することができます。

以上

さらに詳しく知りたい方はこちら

滅菌処理

若林歯科では、すべてのタービン・コントラ・ストレートといわれる、いわゆる歯を削るための道具を滅菌処理してきました。これらの道具は常に口の中に入る道具で、しかも血液が付着することもあるのに、日本では十分に滅菌処理する法律が無いのが事実です。

若林歯科では、「決められていないから滅菌しない」のではなく、スタッフ・患者さん・医院にとっての安心安全とは何かを常に考え行動しています。

滅菌処理は、患者さんのためには絶対必要な行為なのですが、スタッフにとっては大変な労力が必要です。また、医院にとっても数十万円もする道具が頻繁に壊

そこで、DACユニバーサルを導入することで、患者さんにはさらに大きなメリット(安心・安全)と、スタッフの労力を減らすことにしました。

スタッフに時間的な余裕ができることで、さらに診療内容を充実させ、若林歯科は良くなっていきます。

若林歯科は、患者さん・スタッフ・医院 すべてが良くなるように頑張っています。

院内感染対策

●院内感染とは

院内感染とは、院内において体内に侵入した微生物によって引き起こされる感染症のことです。
歯科医院では、他の人の病気がうつる危険があります。
なぜなら治療で使用する器具には、血液や唾液が付着し、その中に色々な細菌が潜んでいるからです。

現在の保険医療制度では、院内感染対策に費用を全く算定していません。
つまり、院内感染対策は、医院のモラルとコスト負担に委ねられています。
その他にも、滅菌困難な器具があったり、スタッフ教育を徹底しなければいけない等、問題が沢山あります。

そのため、院内感染対策が十分に行われていない場合が多々あります。
これは、歯科医院に限ったことではなく、最近も新聞やテレビを賑わしているように医科(整形外科や眼科等)においても問題となっています。

当院では、自分自身や家族(両親や子供)が安心して通える歯科医院を目指して衛生管理に日々取り組んでいます。

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●歯を削る機械(ハンドピース)の滅菌

歯を削る機械(ハンドピース)の滅菌

当院のこだわりとして、まず、歯を削る機械(ハンドピース)は患者さん毎に洗浄・滅菌しています。

ハンドピースは、歯科においてもっとも使用頻度が高く、唾液や血液による汚染が多いにもかかわらず、価格が高額であることや、頻繁に滅菌操作を行うことで故障しやすくなる等の理由で、多くの歯科医院が滅菌できていないのが現状です。

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●高温に耐えうる器具

高圧蒸気滅菌機(オートクレーブ)にて滅菌

次に、高温に耐えうる器具は、70℃の温水洗浄器で洗浄後に乾燥・パッキングして高圧蒸気滅菌機(オートクレーブ)にて滅菌しています。

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●高温に耐えられない器具

使い捨てディスポーザブル

高温に耐えられない製品は、使い捨てにできるものはできる限り一回限りの使い捨てとし、どうしても使い捨てにできないものは、薬液滅菌を行っています。

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●保管

滅菌パック

滅菌時にパッキングしてあるものは分類して保管し、パッキングしない頻繁に使用するものは紫外線殺菌庫の中に保管しています。

当院では、「安心して受診できる」と思えるレベルの滅菌消毒を今後も行っていきます。
患者さんには、確実に滅菌した器具を準備するため十分な予約時間をお取りしています。
そのため、希望した日時に予約が取れないという患者さんもいらっしゃいますので、当日キャンセルや無断キャンセルはご遠慮ください。
やむをえない場合は、早めのご連絡をお願いいたします。

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